サムライ放談43・・丸山さんのこと

あの大震災と原発事故から5年7ヶ月が過ぎた。いまでも時々被災地の福島県南相馬市を訪ねてボランティア活動を行っている人がいる。その人は横浜市の在住で元ジャンボ機パイロットの丸山巌さんである。「困った人はほっとけない」として定期的に南相馬を訪ねては力仕事まで行う気概の人である。この丸山さんは南相馬で小学生から高校生を対象とした給付奨学金を創ることを考えた。それは「南相馬こども育成基金」であり設立は認定NPO法人フロンティア南相馬と取り組んだ。
NPO法人の草野良太代表とのやり取り。
草野「南相馬の子どもたちの夢を叶えてやりたいのですが・・・・・・」
丸山「その話ひとくち乗ろうじゃないの」
草野「基金をどう工面するか?なんですよ」
丸山「取り敢えず俺が死んで、香典でも集めてみようか」
となり、丸山さんは生前葬を行い、いただいた寄付や香典の360万円をこの基金の原資とした。
この「サムライ放談33・・鶴岡のおじさん」(2015年12月19日)では、金野さんのことを紹介したが、丸山さんもまさしく「現代のサムライ」である。