私が住んでいる会津地方では、春のお彼岸に踊る彼岸獅子舞(三獅子舞)が有名である。かつては約30地区で伝承し保存されていた。現在は会津若松市、磐梯町、喜多方市などの8地区でなんとか継続されているが後継者不足や運営の難しさはどこも同じである。

 私は、喜多方市の下柴彼岸獅子舞の広報を担当し後方支援の役処で活動している。先日、地元の中学生が総合学習のため来訪し、獅子舞の歴史や踊りの種類を学び笛や太鼓の「はやし」を聞いた後に体験した。このように就学している子供たちが、伝統芸能に興味を持ち学ぶ総合学習を大いに進めてもらいたい。


 全国各地には、多種多様の伝統芸能や郷土芸能が活動しているが、どこも、若者の参加がなく後継者不足や継承の難しさは直面する課題と言えよう。伝統芸能は人から人への伝授が基本であり一度絶えると復活はかなり困難である。よって、希少動物の保護と同様であると言っても過言ではない。文化庁など関係官庁の支援がいま求められる。