10月11日から名古屋で開催された国連生物多様性条約第10回締結国会議(COP10=名古屋会議)が30日に閉会した。この会議では、地球上の多様な生物の存在する環境を守ること、またその生物を使って開発した利益の分配などが主に議論されたようである。
 
この条約には、193の国と地域が加盟している中で先進国と途上国の対立や利害が絡んで各決議に難航が予想されたが、最大の焦点であった保護区の面積では、「陸域で17%、海域で10%」を保全することが決まり、また、「劣化した生態系の15%以上を回復する」「外来種の侵入を防ぐ」などが採択され、個々に10項目の決議されたことは一定の前進であった。次回は2012年にインドで開催されるが、より確実な数値目標や強制的な義務化が示せるような深い議論を期待している。
 
ところで、私の散歩コースに「神札石塔」があり自然に「コケ」が生えている。例えば、この種のコケが医薬品等の原料として使われるならば、いつの間にか「むしり捕らえる」ことになるが、このような乱獲が起こらない自然環境優先の社会でありたい。