東北の太平洋側では地震と津波により未曾有の被害が発生し、全国からの支援が届いて徐々に復興へ歩きはじめた。福島県ではこの震災被害に加えて東京電力の原発事故で長期的な避難を求められた人々も多く、「先が見えない不安」に耐えている状態で一日も早く安定した生活を望んでいる。

 私は先般、磐越道(高速道路)を走行したが、対向車(東北へ向かう)には「災害支援や緊急支援」を現したトラックなどとすれ違った。そのナンバープレートから九州や四国、関西などからの支援車輌であり、多くの人々が東北を支援していただいていることを実感し「助け合う心」に涙が出る思いであった。


 ところで、原発事故で福島県が過大にクローズアップされて、制限されていない農産物も「福島産」だけで排除される状態が起こっており、いわゆる風評被害である。また、福島の大学への入学を辞退する動きもあり「福島は放射能に汚染されている」と誤解され残念である。福島は農業立県であり、お米、桃、りんごなどや数々の野菜を首都圏へ供給していたのであり、また、原発電力もすべて首都圏への供給であった。


 そこで、過大な判断ではなく冷静に判断し、風評に乗らず、正確な情報で福島県や福島産を判断していただきたい。それもありがたい支援となる。