昨年、滋賀県大津市で中学生が「いじめ」が原因で自殺したことは大きな波紋を呼んだ。この他にも、いじめによる自殺者は後を絶たないが、自らの命を絶つほどの絶望感や失望感などは察するに余りあり、社会として見逃せない事態となっている。

「いじめ」がどのような経過でおこるのか、突き詰める必要があるが、果たして、学校教育で「人のこころの痛み」がわかる人間の教育がなされているのか、疑問を感じるのは私だけではないであろう。基本的には小学校で「道徳教育」を復活させ、「人としてのあるべきすがた」を学ぶ機会を与えるべきであり、中高学年でも充実した倫理教育を行うべきである。


ところで、私は1951年生まれであり、学業時にはいまのような人を死に至らしめるいじめはなかったし、学校給食が普及していないときには、持参した弁当のおかず交換などが想い出される。さらに、青春時代にはフォークソングがはやり、そのなかで海援隊(武田鉄也:千葉和臣:中牟田俊男)の『人として』をよく聴き、いまでは携帯電話の着メロに利用している。


この歌詞の一部を紹介するが、まさに、いじめた者に聴いてもらいたい名曲である。


人として人に出会い人として人に迷い


人として人に傷つき人として人に別れて


それでも人しか愛せない


それでも人しか愛せない