9月21日付けのある朝刊の三面記事に、「法定刑より軽い判決を広島地検が放置して確定」したこと。および「愛知県守山署が管理していた証拠品が瀬戸市内の山中で見つかった」ことが記載されている。
まず、広島地検の愚行は、今年2月に広島地裁で法定刑より軽い判決が言い渡されており、そのミスに気づいた裁判官が担当検事に伝えたとし、担当検事は先輩検事(上司かは?)に相談した結果、「被告人に不利益な判決ではなく、執行猶予もついている。」とアドバイスして控訴せずに確定している。しかし、これでは検事の「さじ加減次第」で本来の法定刑が左右されるのであり、かつて、大阪地検特捜部であった証拠偽装と同じ温床である。法の番人とされる検察官がこの程度では困ったものである。
つぎに、守山署の愚行は、瀬戸市の山中でカメラやバールなどが大量に発見された。この廃棄物の一部には守山署が証拠品として管理していたことを示すタグが残されていたことから、守山署の警察官が故意に廃棄したと推察できる。そもそも、このような物品の廃棄が不法投棄であり、それを取り締まる立場の警察が行ってようでは困ったものである。仮に時効経過後の証拠品でも正規の手続きがあると思われるが、一警察官が思うがままの勝手な廃棄(処分)には驚く次第である。
このように「公的な愚行」がたまたま紙面に掲載されたが、これが氷山の一角ではないことを望むのである。