山形県鶴岡市立羽黒第四小学校でも少子化が進み同校が隣の小学校と統合され閉校することが決まった。 この小学校に41年 間に渡り「図書費に使って下さい 」として匿名で毎月寄付を送り続けた男性がいる。この学校では「おじさん文庫」としてこれまで1400冊(総額約220万円)に及ぶ本が読めるのであり、児童らは「鶴岡のおじさん」と呼んで毎年見知らぬ男性に感謝する祭りを開いてきた。
この男性は鶴岡市出身で仙台市に住む金野昭治さん(68) である。閉校が決まったことで最後の「おじさん祭り」で金野さんは初めて子供と会うことになった。全校生徒が歌う「BELIEVE」の替え歌や贈る言葉は3・4年生6人が相談して考え「心を込めて歌おう おじさん本当にありがとう」と歌い終えるとおじさんは言葉を詰まらせた。
金野さん自身が高校生の時に父を亡くしてから育英資金で勉強した経験から「恩を地域に返したい」と毎月欠かさず数千円を送金して子供たちに本を買ってほしいなどと書き添え素性を一切明かさずに送り続けた。
金野さんは東北の誇りであり現代のサムライである。