交通事故鑑定

交通事故鑑定とは

本当の事故状況を知りたい。その質問に的確に応えます。
交通事故はそのほとんどが人間の認知、判断、操作ミスが原因です。
偶発的で瞬時に起きた事故を当事者や目撃者が正確に伝えるには必ず無理があります。
交通事故鑑定は残された痕跡を細かに調査し、客観的事実を基に事故の状況を再現し、現象鑑定、工学鑑定の手法を用い、さらにはあらゆる応用学を利用し、複雑多岐な交通事故を解明し真実を明らかします。
残された痕跡こそが人の証言に勝るもので、何よりも真実を語るのです。

交現象鑑定とは

現象鑑定とは交通事故では、同様の事故であっても事故車輌に残された痕跡が同じものはありません。よって、事故で車輌や路面に残された痕跡はその事故でしか残されない有形の現象状態であります。このような痕跡の「形状・特徴・力の大きさの一致」によって衝突状態などを解明することが現象鑑定となります。

誤解はありませんか?

これまでは交通事故鑑定イコール工学鑑定と考えられていましたが、交通事故鑑定の解析技術が進んだ現在は、現象鑑定こそが交通事故鑑定の主要な部分を占めています。それはどのような交通事故でも痕跡(車の壊れた部分など)が残され、それが事故の発生状態の多くを物語っているからです。工学鑑定の前提には現象鑑定が必要となります。現象鑑定で解明できるか否かは交通事故鑑定の要であり、物理計算などを多用した工学鑑定だけでは交通事故を解明できません。

一枚の写真から

交通事故では事故車などの写真が残されます。その写真のなかには「事故の実態がわかる決定的」な写真があるかもしれません。
『バイクと乗用車の衝突事故で、乗用車のボンネット上にわずかな擦りキズが判る写真があり、このキズは何によって付けられたのか、を調べると、ライダーが着ていた上着のファスナーに微量な車体塗料の破片が付着していたことから、衝突時にライダーがボンネット上に乗り上げたことがわかりました。』

この事例では、ボンネット上のわずかな擦りキズの写真に注目した結果です。一枚の写真から、たとえば、裁判における原告、被告、裁判官の3者のトライアングル内に共通の情報が示されます。